塩素が固形化して詰まってしまった・・・
固まって除去するのに時間かかるんだけど、なにかいい方法ない?
塩素管理で厄介な存在の一つにスケール化(固形化)がありますよね。
細かな部品に付着して動きを妨げたり、詰まりの原因になったりと管理していて大変です。
塩素のスケールって取ろうと思ってもなかなか取れずらいですよね?
この記事では、一生懸命こすらなくてもいい簡単にスケール除去する方法を説明します。
結論から言います。
サンポールを使って簡単に除去!
サンポールを使えば塩素スケール除去の大変な労力と時間を少なく出来ますので参考にしてください!
塩素を取り扱う上で悩みの種になるのは「塩素スケール」ではないでしょうか?
仕事柄、お客さんによく聞かれます。その時には対策法を2つ説明します。
詳細はこちらで解説していますのでお悩みの方は参考にしてください。
塩素がスケール化(固形化)する原因
まずは、そもそも何故塩素がスケール化してしまうのかを説明します。
これは塩素がカルシウムやマグネシウム成分に反応して塩素がスケール化してしまいます。
そのため、希釈する水や注入対象の水の水質により塩素スケール化するかどうかが決まります。
カルシウムやマグネシウム成分の多い水質の井水(井戸水)や
上水(水道水)を使っているところでは塩素スケール化しやすいです。
地域によっても水質が違ってくるため、スケールしやすいところと
全くしないところが出てきます。
井水(井戸水)よりは上水(水道水)の方がカルシウム・マグネシウム分が
少ないことが多いため、井水(井戸水)で塩素を希釈しているところは
上水(水道水)に切り替えてみるとスケール化しにくくなりますよ。
付着してしまった塩素スケールの除去にはサンポール!
希釈倍率の変更をしても出来てしまうのが塩素スケール。
管理者のみなさんは塩素スケールが出来てしまった場合
水洗いしながら工具でガリガリしていませんか?
結構頑固なんで時間かかっちゃうんですよね。
機器を傷つけるかもしれないし・・・
そこで活躍するのが「サンポール」です!
そう、ホームセンターやドラックストアで売っている。
トイレ掃除でよく使いますよね。
実際の使い方を説明していきます。
塩素スケール除去のやり方を説明
除去したい部品をサンポールを入れた容器(タッパ等)の中にボチャん。
入りきらないような大きなものであればキッチンペーパーに浸み込ませて
塩素スケールを除去したい部分に被せる。
こうするとシュワシュワ反応が見られると思います。
サンポールで反応→水洗い→軽くこする→固くなってきたらサンポールへ投入
これの繰り返しでかなり取れやすくなります。
これは塩素がアルカリ性でサンポールが酸性のため反応して取れやすくなっています。
ただ、一つ注意点があります。
注意!これだけは絶対にやらないで!危険です!
①塩素とサンポールは絶対に混ぜない!
塩素ガスという人体に有毒なガスが発生するからです。
「混ぜるな危険」です。
なのでサンポールに部品を付けるときはよく水洗いしてから実施してください。
②酸に弱い(金属等)の素材に使用しないで下さい。
腐食の原因となるため酸に弱い素材には使用しないでください。
塩素スケールに効果的な対策
塩素スケール化対策にはこちら→[塩素スケールの固着・詰まりで悩んでいる方へ]塩素の希釈倍率を低くすると効果的!